むくみがどのようにして現れるか

むくみのメカニズム

人間の体には、リンパ管と、全身を巡るようにして動脈と静脈二つの血管が張りめぐらされています。

心臓から送り出された血液は動脈を通り、細胞間の細胞間液となって、身体の隅々まで行き渡ります。

腎臓や肺などの組織に血液が運んできた、栄養分や酵素を運んでいる血液の、液体部分のことを血しょう成分と言いますが、この血しょう成分は、細胞に酸素や栄養を届けます。

酸素や栄養を届けた細胞間液は、再び血液の血しょう成分となります。

この過程で静脈やリンパ管を通って心臓に戻るのですが、なぜ余計な水分が溜まるのか・・・。この仕組みを少し考えてみたいと思います。

本来役割を果たしたけっしょう成分は、通常そのまま血液に戻っていきます。

しかしここで、細胞と細胞の間にある細胞間液は、リンパ液がスムーズに流れなかったり、静脈がつまったりすることで血管に戻らず、余分な水分として溜まってしまうことがあるのです。

これがむくみとなって現れるわけです。



運動不足や冷え性とむくみの関係

運動不足になるとどうして足がむくみやすくなるのでしょうか?

これは筋肉の伸縮運動が行われないために血流の流れが滞り、老廃物が溜まりやすい体になっているからです。

つまり、筋肉が落ちてくると(またはもともと少ないと)、血液を心臓に送り返す足の筋肉がポンプの役割を果たさないために、血液が流れにくくなり、足がむくむ、というわけです。

冷え性もむくみの原因のひとつです。日本は夏は温かいですが、冬は気温が下がりますので足のむくみやすい季節です。

以前、カナダに留学していた友人がいます。カナダは年間の平均気温が日本より低いですし、当然冬も寒くなるので日本よりも足がむくみやすいと思うと言っていました。

友人のブログ⇒正成さんのダイエット日記

女性はやはりどの国でも男性よりもむくみやすいようですね。上の話で出てきましたが、女性は一般的に男性よりも筋肉量が少ないという理由もあり、足がむくみやすいと言えます。 

働き出すと運動をする時間も取れなくなりがちですが、むくみは肥満にも繋がりますし、忙しい中でも定期的に運動をすることで足のむくみは解消していくと良いでしょう。